若きジュエリー職人ののんびりつぶやき帳

納車!インディアン・スカウトSIXTY!!そのインプレ&ディティール

先日28日ですが、ついに納車されました、スカウトSIXTY。



念願のインディアン乗りです。




カラーは、フラッグシップカラー・インディアンレッド。




カラーでかなり悩んだけど、やっぱこのカラーが「インディアンに乗ってるな」という感じが一番あると思い、コレにしました。






う~ん、このスカウト、実にパワフルで楽しいバイク。





まずは、やはり軽さ・スリムさ。


いくらエンジンパワーがあっても、車体が重かったらそのパワーも生かせない。


スカウトSIXTYは約1000cc248kgで、950cc252kgのボルトよりも少し軽いくらい。水冷のクセに。


アルミ製の高剛性フレームも相まってアクセル開度がすぐに加速力になるって感じ。


スカウトSIXTYは1130ccのスカウトよりもアクセルレスポンスがやや穏やかになってはいるものの、SIXTY単体で乗っているとそんなことは殆ど感じず、かなりのレスポンスの良さで思った通りの加速は十分できる。



走行中は、キュルルルという吸気音が一番聞こえますね。
アイドリング中や発進時はダダダダッという排気音やVツインのドコドコ感も割と感じます。


走行中等のある程度回している時はドコドコ感は少なくなり、回す程バイブレーションが増していくXVS950Aとは対照的。


基本的には高回転型エンジンですが、軽量なので、相対的に低回転トルクも十分で、回転を抑えた高速クルージングも気持ちよく出来そう。
回さなきゃ走れないという感じはなく、3000rpm以下でもグイグイ来ます。


ハンドリングは、XVS950Aよりはやや曲がりにくさを感じましたが、素直にバンクし、慣れればスイスイ曲がれそうです。


タンクの両サイドはそぎ落とされたような平面になっていて、スリムなこの車体を形作っている。

シートの取り外しは、キーロックではなく、なんとグロメットでそのままボコッと取れます(笑)



フェンダー造形もなかなか凝ってますね。
ちなみにテールランプはLED。



デカいラジエーターに、フィンすらつけずに水冷であることを隠さないエンジン。
アメリカンやクラシック系バイクはどうしても空冷が好まれる中、あえてここまでド水冷にしてくるポラリス・・・好きです。

ラジエーターファンの音が、試乗車の2015年式よりも静かに感じます。


縦のリブ形状が、かつてのインディアンのプッシュロッドをイメージしているようですね。



メーターのカラーリングがまたヴィンテージ感満載でイイ

デジタル表示で、回転数、トリップ、オドメーター、水温、電圧などが表示。
左スイッチの人差し指のボタンで表示を切り替えます。(普通このボタンってパッシングじゃね?)

ウインカーの表示も、前の年式は左右の矢印「⇦⇨」のランプが光るタイプでしたが、左を出せば「⇦」が、右を出せば「⇨」が光る独立タイプに。

ただ、クラッチを切るとシフトポジションの数字の表示が「-」になってしまうのは変わってません。


タンクキャップを開けると、こんな感じ。
タンク内が見えなくなっている・・?
これは、タンクのすぐ下にエアクリーナーがあり、
そのエアクリーナーがかなり大型である為のようです。



リアショックのスプリングが、
2017年式からはこのような不等ピッチに。
“スカウト”の方が標準で2人乗り仕様になり、それに合わせてショックの変更が必要になったと思われる。



ざっと、ディティールはこんな感じでしょうか。





まだ納車帰りの130kmしか走ってませんが、このGWで少しでもスカウトに慣れたいですね!