若きジュエリー職人ののんびりつぶやき帳

ハワイアンの絵柄

おはようございます。 今日は早くに目が覚めたので、こんな時間の更新です(笑)


ハワイアン彫りのデザインを考える時、まずブチ当たる壁が、そう絵柄のレイアウト。
(朝っぱらからこんな事考えてますw)


リングやバングルとかは簡単なんですよね。

幅が狭く、ほとんどが細長い線状の絵柄になるので、まぁ悪く言いますがアレンジの幅がないというか、それであまりレイアウトに困らないワケですよね。

でも今作っているコンチョはかなりそのレイアウトに困りました。


真ん中を開けて、周りを一周彫るってのはもうやったし、俺の中ではハワイアン彫りは、できるだけ全面を彫りで埋め尽くす方がカッコイイと思っているので^^;


あと俺の作るデザインってほっとんどがシンメトリー。

もちろんそれもカッコよくなるようにと考えたものなんですが、そういうデザインしか形にできてないなーと、いつも思う。







話は変わりますが、最近ショッピングセンターとかに買い物行ったときは、ハワイアンジュエリーショップを見るようにしています。

もちろん、彫りの研究で(笑)

実際に手にとって見たいが、買うのではなく彫りが見たいだけなんて言えない…

なのであまりじっくり見ることができないんですよね^^;

一本何か買ってしまおうかなんてちょっと思ったりしましたが、なんとかネットの画像検索で頑張ってます(笑)


実物を見ると、ハワイアンジュエリーは意外な程細かい彫りではないんですよね。

以前ハワイアン彫りの体験講座で使った刃も、幅3mmくらいあったかな? ほとんどはソレで彫ってしまうそうな。

刃の振動も 「ガガガガガガッ!!」 っと工事現場見たいな荒々しさ

まぁペダルで強さを調節するとはいっても、あんな強い力じゃ和彫りみたいな繊細なのはできませんな(笑)



和彫りは、浅く細かく彫り込み、彫り跡をキラキラ光らせて魅せる 「テクスチャーの技術」 なのに対し、

ハワイアン彫りは、深く太いラインを彫り、さらにその後彫りの形に合わせてアウトラインをカットしていく、いわば 「造形」 の段階

と言えるかもしれない。