買い溜めや、買おうか迷っていたものを買ってしまった、という人も多いかと思います。
僕も買い換えようかなぁと思っていた、フライパン、枕とかを買い、そしてバイクの点検整備もやってしまう予定です^^;
あと、今月末に3連休がありますが、多分どこも超絶混むでしょう(笑)
なので、僕もその3連休に出かける予定でしたが、急きょ明日にしました。
いくらお出かけ日和でも、人ごみの中を歩いてはせっかくのお出かけも台無しですから。
さて話はかわりまして、(というか戻しましてw)、前回のハワイアンスクロール彫りバングルに続き、2作目が完成しました。
ハワイアン・マイレー彫りリング(K18WG)
全周にたくさんの葉を彫った「マイレー」です。
しかも、地金は贅沢にもK18ホワイトゴールド!!
シルバーの真っ白な輝きとは全く違う、ダークに黒光りするこのK18WG、実はとても加工が難しいんです。
WGに混ぜられているのは、白金族元素の「パラジウム(Pd)」。プラチナ族の仲間です。
このパラジウムが入ることにより、性質がプラチナに近づき、プラチナと同じような、やわらかで粘り強いという特性に変わっているんです。
そして、金とプラチナ族の合金であるという事に厄介な点があります。
バフ研磨のかかりやすさの違いです。
シルバー925やイエロー・ピンクゴールドは、それぞれ銀・銅、金・銀・銅の合金です。
これら3つの金属は、バフ研磨のかかり具合が同じで、これらが混ぜられた合金でももちろん同じ。
しかし、プラチナやパラジウムは特有の粘りがある為、バフがかかりにくい性質があります。
この性質の違う2つの金属が合わせられたWGを普通にバフをかけるとどうなるがと言うと、
バフのかかりやすい金だけが磨かれていき、パラジウムが残る、という状態になってしまい、思うように光沢がでないんです。
なので、バフがけの前に目の細かいシリコンポイントなどでしっかりバレルの目やキズを落としておかないとキレイにならないんですねー
吹き上がり
ピカピカに磨きます(もちろん内側も)
葉っぱを彫りました!
銀もなかなかやわらかいですが、それとは比べ物にならない(…はさすがに言い過ぎ?w)くらいやわらかく、刃が深く刺さってしまいやすいんですね
ちなみに今回初めてK18WGを彫ったので、力加減が難しく、パッと見はいいんですが、やはり職人気質の俺は納得いきません!
もっとWGを彫って慣れなければ!!
と言いたいところですが、このリングのキャスト台、「23000円」なんです。
そうそう練習なんてできませんorzトホホ。。。